Up 幻想の契機 作成: 2018-07-27
更新: 2018-10-11


    人/生物は,所与 (「自然」) から,<存在>を立てる。
    これは,「自然」から,自分の「世界」をつくるということである。

    存在は,存在として立てたものである。
    存在は,<立てる>の作為に拠る。
    この構造において,存在は<幻想>である。

    人/生物は,通時的には,進化するものである。
    そして,共時的には,「個の多様性」を現す。
    幻想は,この変化の相で捉えるものである。
    幻想は,進化し,そして共時的に多様である。