Up 「自己組織化する系」 作成: 2018-11-05
更新: 2018-11-05


    科学は存在論を進化論的につくる。
    存在を「自己組織化する系」と見るわけである。
    「自己組織化」は,不可逆的過程であり,「進化」過程ということになる。

    このとき現前は,「系のダイナミクス」という理がその都度実現されている相である。
    したがって "No more than this" である。

    この考えは,「現成」──「()前は道理の()就」──である。
    科学は,現成論ということになる。