(『よくわかる微生物学の基本としくみ』(高麗寛紀著, 秀和システム, 2013), p.14)
- 地球が誕生した当時の原始大気には太陽からの強力な紫外線を吸収する物質がほとんどなかったため,地上には強烈な紫外線が降り注いでいた。
- シアノバクテリアの活動に伴って生成した酸素が,紫外線による光化学反応によりオゾンを生成し,やがて 20億年前に地球を取り囲むオゾン層が形成された。
このオゾン層により,地上に降り注ぐ生物に有害な紫外線量が激減。
- 5億年前に,蘚苔類(コケ類)が誕生。
- 4億年前に,シダ類が陸上で繁殖し始める。
- 3億年前に,花を咲かせる裸子植物が誕生。
- 3億5920万年〜2億9900万年前までの時期に,森林が形成される。
- 1億3000万年前に,裸子植物よりもさらに進化した高い繁殖能力をもつ被子植物が誕生。
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