Up おわりに 作成: 2014-09-22
更新: 2014-10-14


    「系−個」存在論は,わたしの存在論の到達点である。
    この存在論にまとまったことを,自分では満足している。

    到達してみればどうということのない,単純な存在論なのだが,「どうということのない,単純な」は,定めし「いい線をいってる」ということである。
    どうしてこう思うかというと,数学や物理学がこうだからである。

    即ち,数学や物理学では,ゴチャゴチャしているのは,まだできていない状態である。
    できあがった形は,構成主義で組み立てられた現代数学が示すように,シンプルである。
    このシンプルに至るのに,人類はゴチャゴチャの期間を必要とした。
    シンプルがいちばん最初に捉えられそうだが,そうではない。
    シンプルはいつもゴールの趣きで得られる。