Up | 不和・喧嘩別れ | 作成: 2020-02-21 更新: 2020-02-21 |
革命屋は,個々に自分を正義にしている。 一方,個は多様である。 考えること行うことに,自ずと違いが出てくる。 このとき,自分を正義にしている者は,自分とは違うように考え・行う者を,正義を修正する者 (「修正主義者」) と見てしまう。 そこで,相手を自分のようにすることを目的にした「批判」を行う。 批判される者は,自分を正義にしている者であるから,批判には批判を返す。 批判は批判の応酬になり,相手の人格攻撃にまで進む。 この結果は,グループの内部分裂である。 分派ができ,またグループを脱退する者が出てくる。 この対立は,相手の人格否定になっているので,様相は深刻になる。 お定まりは,内に対しては「粛清」,脱退者には「テロ」,である。 グループは,こうして自壊・自滅していく。 |