Up <若者>を自分の味方に見立てる 作成: 2020-02-21
更新: 2020-02-21


    革命屋は群れたがるが,群れれば相手にがまんできなくなり,結局また独りになる。
    独りになった革命屋は,自分をつぎのように合理化する:
      自分のほかは,裏切り者
      革命を身に負える者は,少数

    ここで革命屋は,「裏切り」をつぎのように考える:
      狡さが人を裏切り者にしていく
      人を狡くするものは,社会
    翻って,社会にまだ染まっていない<若者>は,<狡くない者>である。
    こうして革命屋は,つぎのように己を慰撫する:
      自分には,潜在的に若者がついている
      自分は,ぜんぜん独りではない


    若者は,革命に利用されるのがお定まりである。
    それは,<もとより革命の側につく者>と見込まれるからである。
    革命屋とは,「純真であることは,革命 (自分) の側につくこと」と思い上がる者である。