Up 塞翁が馬 作成: 2010-03-02
更新: 2010-03-10


近塞上之人,有善術者。
馬無故亡而入胡。
人皆弔之。
其父曰,此何遽不為福乎。
居數月,其馬將胡駿馬而帰。
人皆賀之。
其父曰,此何遽不為禍乎。
家富良馬。其子好騎,墜而折其髀。
人皆弔之。
其父曰,此何遽不為福乎。
居一年,胡人大入塞。丁壮者引弦而戦。近塞之人,死者十九。此獨以跛之故,父子相保。
故福之為禍,禍之為福,化不可極,深不可測也。
(『淮南子』, 人間訓)


    このテクストの読み方:
      ひとは,ものごとを判断する際,時間スパンというものを考えない。 いま・目前を,絶対と思ってしまう。そして,バタバタする。
      いま・目前は,時間スパンを考えるとき,意味を変える。 そこで,バタバタも抑えられる。
      時間スパンを考えること。

    応用:
    • 「危機感」「生き残り」でバタバタやっている者は,きまって,先を考えていない (「先」を思考停止している)。
    • 短期目標・短期収益回収でやっている組織は,「成長」とは無縁。