Up | <師に非ず>をパフォーマンスする | 作成: 2018-03-20 更新: 2018-04-16 |
且つ,そうとは知りつつ,師でいる方がそうでないよりラクなので,師の地位に収まっている者である。 学生は,師を師と仰ぐタイプ (Aタイプ) と,師を自分に並べるタイプ (Bタイプ) の二つに分かれる。 Bタイプは,Aタイプを軽蔑する。 Xは,学生のときはBタイプの学生であった。 よって,自分は師と仰がれる者には金輪際なるまいと思う。 「先生と言われる程の馬鹿でなし」というわけである。 こうしてXは,師のように扱われることに,こと細かく抵抗する。 これは,学生たちにとって,めんどうくさい限りである。 師に対する学生の追従は,追従しないという形が無いからやるというものである。 実際,これを「礼儀」という。 というわけで,つぎのようなことになる:
これは,めんどうくさい和尚の滑稽話として読むのが正しい。 |