- 本サイトは,個人ノート
本サイトは,わたしが個人的に「樹木」を勉強するためのノートである。
情報提供・情報共有は趣旨ではないので,「解説」はない。
勉強としてやっていることであり,見当違いや間違いをいろいろやっている。
コンテンツも,自分の関心と余裕に応じマイペースでつくっているので,穴だらけであり,ひどく偏っている。
それでも,このサイトがひとから関心をもたれたり,利用されたりすることがあるなら,たいへんうれしいことである。──「有朋自遠方來 不亦樂乎」
- 「変化と多様性」が課題
樹木には,老若があり,個の多様性がある。
老若があるので,樹高・樹形や樹皮は識別の手がかりにしにくい。
識別で有効なのは葉・花・実だが,花・実は季節ものなので,葉をいちばん用いることになる。
しかし葉にしても,個の多様性があり,季節で変化し,同じ木でも部位によって大きさ・形・色・肌合いが違ってくる。
さらに,変種・雑種・亜種というものの勘案も必要になってくるらしい。
図鑑は,これらの変化・多様性の中から,一つの特殊を取りだして載せる。
しかも紙幅の理由から,画像を縮小して詰め込む。
よって,図鑑だけで樹木を判定するのは,実際には困難である。
そこで本サイトは,《「変化と多様性」を確かめたという気分に自分がなれるまで,多様な画像を陳列し続ける》ふうになっている。
(これをやれるのが,ディジタルの強みである。)
またこの目的のために,できるだけ実寸画像を含めるふうになっている。
- インターネットの利用
今日では,図鑑で目星をつけてネットで調べるというのが,図鑑の標準的な使い方になるだろう。
ここで,「ネットで調べる」の意味は,一つの種が現す多様な相貌にあたっていくということである。
図鑑で樹木の種の目星をつけてネットで調べるとき,樹木サイトのリンク集が<種ごと>にあれば便利である。
そこで,種それぞれのページで,これをつくることにした。
以下は,リンク集に使わせていただいている主たるサイトである:
- 思想・哲学をする ── 「木を見る」論
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