Up タライカヤナギ 作成: 2009-09-17
更新: 2018-10-15


分類: 被子植物門 | 双子葉植物綱 | ビワモドキ亜綱 | ヤナギ目 | ヤナギ科 | ヤナギ属



  • 生育
    • 道東 (十勝,北見,紋別を結ぶ線より東) に分布
    • 湿原の周辺や山地の,日当たりがよく適度に湿ったところ (河畔よりも丘陵の陽地) に生育
    • ササ類ないし低木類と混生することもある。
    • 群生するより単生するタイプ。

       齋藤新一郎『ヤナギ類──その見分け方と使い方』, p.81
    これは,樺太のタライカ湾 (テルベニエ湾) 地域に知られている。
    隔離分布の1 つとして知られ,道内での分布は,道東に限られる。
    十勝,釧路の両地方の平野部に,点々と分布し,河畔よりも,丘陵の陽地に,防風林の林縁にも見られ,ササ類ないし低木類と混生することもある。
    いわゆるヤナギ類らしくない生育地をもち,群生するより,単生するタイプである,と言えよう。



  • タライカ/樺太の位置

(宮本常一『辺境を歩いた人々』から引用)