集団と一緒の行動をとらない者は,一緒に行動しない理由を明らかにすることを,有形無形に求められてくる。理由を述べる論の作成が課される。
一方,一緒の行動をとる側にいれば,この作業は無用になる。
論の作成作業は手間がかかる。
そこで,この手間をかけている余裕がないときは,一緒の行動をとる側に回ることになる。
実際,本論考は,大学院3次募集をよしとしない立場を理由づける作業であるが,3次募集を容認する側に回れば,この手間のかかる作業は無用になる。
ちなみに,以下の論考も,「一緒に行動しない理由を述べる論」として嘗てつくられたものである:
|