Up 自ら大学院を貶める 作成: 2009-02-08
更新: 2009-02-08


    破格に手を出す者は,周囲から軽んじられる/軽蔑される。
    行う方も,自らを卑しくしていく。

    「武士は食わねど高楊枝」のことばがあるが,これの意味はつぎの通り:
      <食う>ために<破格>をやれば,<武士>ではいられなくなる。
    <武士>でいるためには,<食う>ためとはいえ<破格>をやってはならない。
    <食う>ための<破格>をやるときは,<武士>を止めるときである。

    「鴆を飲みて渇を止む」というのもある。

    大学院が続くために何が必要か?」の思想を持たない者が,3次募集に手を出す。 「やむをえない」くらいのことばで自足して,「鴆を飲みて渇を止む」をやる。

    3次募集とは,どのくらいの「鴆」か?
    大学院の3次募集を見た者が最初に想うことを,考えてみるとよい。
    最初に想うことは,「この大学院はどうなっているのか?」である:
     入る人間がいないのだなあ。
    入っても周りは少しか。──最悪自分ひとりだったりして。
    随分台所事情がひどいんだろう。
    形振り構わずといったところだな。」
    実際,<もう終わってる>という感じかな?
    やる方も士気が上がらんだろう。
    どうも,入ってもしょうがないみたいだ。