Up | この先の時間を展望 | 作成: 2009-02-14 更新: 2009-02-14 |
この修士課程が,構造的に定員割れを起こすようになったとする。 その定員割れは,発足以来の大学院の歴史のいまとして捉えねばならない。 定員割れに対策するとは,この歴史に対策するということである。 歴史が相手であるという意味で,「定員割れは時代の流れ」の言い回しを本論考は用いる。 20年前後の時間をかけて変化した構造は,もとの位相に回復するのに,相応の時間を要することになる。 それは短時間ではない。 回復の内容が<構造変化>だからである。 構造は徐々にしか変わっていかない。 |