Up 本質的な取り組みと回復には,時間がかかる 作成: 2009-02-10
更新: 2009-02-10


    大学院受験生の減少傾向に対し本質的な取り組みをする場合,これを開始してから回復基調にもっていくまでには,長い時間を要する。
    大学院の<上から与えられた>という面をとらえれば,これは,「坂の上までリフトで持ち上げ,坂の下までころがしたものを,今度は人力で逆スロープを上まで上げる」という作業である。

    いずれにしても,大学はこの作業をすることになる。 なぜなら,これが,上から与えられた大学院が大学自身のものになることだからである。
    翻って,大学院発足以来のこれまでやってきた惰性のプロセスも,必然のプロセスと見ることができる。 (大学が大学院を自分のものにする必須・必要な<成長>プロセス。)