Up <商業主義=大衆化路線>の様相 作成: 2007-11-28
更新: 2007-11-28


    「法人化」の国立大学は,<商業主義=大衆化路線>を自分の課題として受け取った。 そして,これに取り組むことに進む。

    ただし,取り組みの実態はといえば,<商業主義=大衆化路線>の内容として示された項目をなぞるだけである。 功罪,費用対効果比,成算等は,度外視されたり,はじめからきちんと問題にされることがない。


    国立大学が自ら損失を求める体(てい)で<商業主義=大衆化路線>に取り組むのは,なぜか?

    <儲け>ではなく<名>をとろうとしているのだ。

    <名>をとる?どこで?
    文科省が出す『平成xx年度に係る業務実績の評価結果について』(高等教育局高等教育企画課国立大学法人評価委員会室) である。 国立大学は,いまはこれを自分の命と定めている。