Up 規則量産現象の意味──内包と外延 作成: 2008-10-08
更新: 2008-10-08


    「コンプライアンス」「グローパル化 (米国流化)」が,流行になった。
    「改革」の時代は
      規則づくり──規則を以て,ものごとを明確にする
      規則変更 ──内容を明確に述べる規則に変更
    がせっせと行われる時代であるが,それはこの流れの上にある。


    「明確に」の問題構造は,「外延的 -対- 内包的」。
    米国流は,外延的が好きである。
    「明確にする」は,外延を書き並べるということ。

    学術の立場は,これを批判するものになる。
    学術は,理論 (形式論) をやる。 これは,内包指向である。 外延を,内包の導くところとするのである。 ──実際,外延をやったら,きりがない。