Up | インテリジェンスの退行 | 作成: 2007-12-25 更新: 2007-12-25 |
すなわち,つぎのようになる: 「裸の王様」の国のインテリジェンス低劣化を科学の主題にしたのが,自由主義/デモクラシーである。 王独裁・全体主義に対置される自由主義/デモクラシーの意味は,「思考の活性を保ち,組織のインテリジェンスを高める方法」である。 自由主義/デモクラシーは,世界を複雑系として見る。 「世界は少数エリートにより理解され,その少数エリートが大衆を指導する」を信じない。 世界理解は多様な個に分散される,という見方をする。 そこで,「個の多様性の解発 (release)・活性化」が,自由主義/デモクラシーの方法論の根幹になる。 以上の省察により,「組織のインテリジェンス」考察の本論考の枠組みは,つぎのようになる: |