Up | 事例:教員免許更新制と更新講習 | 作成: 2007-06-26 更新: 2007-06-26 |
このうちの教員免許法と教育公務員特例法の改正により,今後つぎのようになる: ここには,「更新講習」が重要な装置として位置づけられている。 したがって,これの法制化は,本来つぎの研究・議論を経たものでなければならなかった: <現場にいて現場を知る者>の意見は,つぎのようになる: しかし,素人考えの「更新講習」を,同じ素人で決めてしまう。 「教員に対する信頼を確保するための厳格なシステムづくり」を謳いつつ,形骸化前提でなければ実施できない無理なプログラムをつくる。 この無理は,研究と議論の中で明らかにされてくるものなのだが,この研究と議論をいまの行政は無用物/やっかいもの扱いして,無しにする。 素人は,自分を素人とは思わない。 自分を素人と思わない者は,学ぶ姿勢を持たない。道理を聴く耳をもたない。 素人による政策づくりの常態化は,ひじょうに厄介な問題なのである。 |