Up 実績の改竄・粉飾 作成: 2007-09-11
更新: 2007-09-11


    生き残り主義と評価主義が合わさるところでは,実績の改竄・粉飾が起こる。

    改竄/粉飾者はつぎのように思う:

      ほんとうのことが,あるところに知れると,自分/ある人/組織が窮地に陥る。
      したがって,自分/ある人/組織を救うために,これを改竄・粉飾しなければならない。

    第三者の目には「改竄・粉飾しなければならないようなことか?」と映ることが,当事者にはこれ以上ない大事に見える。そして,改竄/粉飾に及ぶ。

    一旦改竄/粉飾に手を出すと,バレることが恐怖になる。
    そこで,隠蔽工作やつじつま合わせのごまかし工作を背負い込むことになる。そして,どんどんおかしな方向に進む (泥沼化)。

    破綻してわれに返ったところで,つぎのことがわかる:

      改竄/粉飾は,成功しない。割に合うことではない。
      ほんとうのところで,正々堂々としていればよい。

    学校教育では,これは「嘘をつくな」というテーマで教える内容である。