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「破格」行動の例：受験生の２次募集の２次募集

作成: 2009-01-24 更新: 2009-01-24

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大学院生になろうとする者の減少傾向がここずっと続いていて，大学院はひどい定員割れ状態になっている。 大学院の入試は，昔は学生の夏季休暇期に行うものであったが，定員割れ対策として，しばらく前から年に２回行うようになった (「２次募集」の制度化)。 しかし，定員割れは改まらない。 「大学評価」に萎縮する大学執行部は，定員割れで叱られたくない。 そこで考えられてくるのが，「２次募集の２次募集」である。 これは，「破格」である。 しかし，切羽詰まった感の形(なり)振り構わずに陥るとき，ひとは「破格」の意味を考えることができない。