Up 大学執行部の逸る傾向を念頭におく 作成: 2009-02-23
更新: 2009-02-23


    「法人化」の国立大学の執行部は,慌てたものの考え方をする体質をつくってしまう。 学生犯罪への対応にも,この体質は自ずと顕れると見なければならない。
    調査に逸り,処分に逸る。 この傾向を,大学執行部自身も他の者も,しっかりアタマにおくことが肝要である。

    処分決定の役回りは,だれでも嫌なものである。 大学執行部も,このときばかりは「リーダシップ」を発揮したくない。
    教員たちが決定する形をつくるのが,ベストである。

    教員は,大学執行部の逸る調子に自分を合わせてしまわないよう,注意すること。 そして,処分の方法・内容について,確かな見識を示すこと。