Up 「公平・平等」の思考停止 作成: 2012-02-09
更新: 2012-02-09


    「公平・平等」を唱える者は,「公平・平等」を異論のないものにしている。
    特に,正義の側に立っているつもりでいる。

    これは,思考停止の体(てい)である。
    「公平・平等」に対しては異論が立つ,「公平・平等」を唱えることが正義であるわけではない,ということに,最初から思考が及ばない。
    そして,本来思考しなければならないつぎのことに,思考停止するわけである:
      《「公平・平等」を進めるとは,それによって何が起こることか?》