Up 罰則を用いてこなかった理由 : 要旨 作成: 2013-12-14
更新: 2013-12-14


    大学は,これまで,罰則を用いない文化をやってきた。

    大学は,<知>で自身を立ててきた。
    <知>は<俗>の上におかれ,このことで大学は自身を「自由」な存在に成した。
    この「自由」の真逆が,「規則でガチガチに固める」である。
    実際,規則でガチガチに固める文化は,智恵を後退させた文化である。

    いま大学は,<知>を<俗>の下におき,規則でガチガチに固めることをよしとするものに変わってきている。
    「大学の自由」は,既に死語である。
    「指導」の意味は,この情況との重ね合わせで捉えることになる。