Up 全体に説教 作成: 2014-12-21
更新: 2014-12-30


    いまの社会/時代は,組織・機関が員の懲罰ができない・憚られる社会/時代である。
    懲罰は,不服が法廷闘争に持っていかれると,違法になって敗ける。

    しかし,事件はどうしても起こる。
    そして,懲罰が問題になる。
    懲罰は,できるだけ避けたい。
    このとき,懲罰はしないが組織として十分な対応をしたという形をつくる。
    それは,つぎのようになる:
    1. 「当人の将来を考えて」を理由に立て,懲罰は用いないとし,「指導」に代える。
    2. 全学的には,個を匿名にして事件を知らせ,だれにも起こり得ることとして,全体指導の場を設け,説教する。