Up 要 旨 作成: 2009-09-30
更新: 2009-09-30


    人にとって,「自分が育つ」形は「みんなで育つ」である。
    そこで,「みんなで育つ」を起こす。
    この行動形態が,「組織」である。

    「自分が育つためにみんなで育つ」が,「組織」の原理・理由である。
    組織は,「自分が育つためにみんなで育つ」を実現するものとして,生まれる。

    組織は,成長とともに,「自分が育つためにみんなで育つ」を失っていく。
    一種必然として,こうなる。

      「自分が育つためにみんなで育つ」は,言い換えると,組織の<初心>である。 組織の<成長>は,この<初心>とトレードオフの関係にある。 <成長>にともない,<初心>が忘れられる。

    「自分が育つためにみんなで育つ」を失うとは,組織の理由を失うということである。
    組織は,「自分が育つためにみんなで育つ」を失って,死ぬ。

    こうして,組織に関しては,「ライフサイクル」というものが考えられるようになる。