Up 大学執行部に不都合な言論の削除 作成: 2008-05-23
更新: 2008-05-23


    国立大学で思想弾圧が発生するとしたら,それはつぎのようにな場合が多いと考えられる:

      「削除依頼」が,きちんと考えると「思想弾圧」になっている。

    実際,大学執行部は,教職員がなる。 彼らは,自分の都合のよいときには,一般教職員を「自分の仲間」にする。 そして,仲間にお願いする感覚で,自分の意思を伝え,これを通そうとする。
    自分は困っている。気を遣ってくれてもいいじゃないか。」というわけである。

    このとき,彼らはつぎのことをわかっていないか,故意に見ようとしていないか,あるいはわかっていて無視しているかの,いずれかである:

      自分が困らないこと・イコール・大学のため,ではない


    一般に,内々に政権の不都合に蓋をし,政権を延命させることは,国のためにならない。
    政権は自分の不都合を自分では暴露できないので,他から暴露されるようにするメカニズムが敢えてつくられる。これがデモクラシーであり「言論の自由」である。

     参考 : 累積赤字問題の新銀行東京は,400億円の追加出資 (税金投入) で延命することになった。ただし,マスコミの論調は,「石原・新銀行東京が助かること・イコール・東京のため,ではない」である。