Up リーダシップ主義 作成: 2007-07-01
更新: 2007-07-01


    理知力・モラルの衰退の意味は,世界認識の低次元化である。
    ( 顧客主義から理知力・モラルの劣化へ)


    「世界認識が低次元」の内容になるものの一つに,「個の多様性を認識できない」がある。
    「個の多様性を認識できない」は,「自由主義/デモクラシーにつけない」に通じる。

    経済界優位の状況では,この「低次元」は,企業経営学を哲学にして,リーダシップ主義に進む。

    主導タイプの者は,自らリーダーを目指す。
    追随タイプの者は,リーダーを求める。
    両者があわさって,「強力なリーダシップ/寡頭支配」が起こる。


    理知力・モラルの劣化する社会は,リーダシップ主義が (行政を頭にして末端まで) はびこる社会である。