Up 組織に逆らう風に見られたくない──組織幻想 作成: 2007-09-08
更新: 2007-09-08


    ひとは,組織の名前で出てきたものには「抗えない」ものを感じる。
    そして,それに従う。


    ディズニーランドのミッキーマウスの中身は人だが,それを考えないことでディズニーランドが成立する。 ディズニーランドとはディズニーランドごっこのことで,「ごっこ」をみんなで努め合うことが,ディズニーランドが成立するということ。

    組織もこれと同じ。 組織とは「組織ごっこ」のことである。
    組織に抗うような形をつくれば,組織の名前によって隠されている人間を,オモテに引っ張り出すことになる。 それは,「組織ごっこ」破りになる。


    組織は,<幻想>として存在する。
    <幻想>は,それを一緒になって支えようとする共同意志が存在させる。
    支えることをやめれば,組織の名前に隠されていた人間が現れる。

    隠されていた彼らは,組織の実質というものではない。
    実際,<組織の意思>は,彼らの意思とは直接関係ない。
    特に,トップダウン体制では,<組織の意思>が先にあって,人は組織の詰め物に過ぎない。

    ゆえに,組織の名前に隠されている人間を現すようなことをするのは,「組織ごっこ」を壊すことになる。 それは,「組織ごっこ」のルール違反になる。

    このルール違反感覚が,組織に棲む人間のカラダ/DNA に刷り込まれている。
    そこで,場合に関係なく,組織の名前で出てきたものには「抗えない」ものを感じ,そしてそれに従う。 ──この強迫感 (カラダ) は,思想・信条 (アタマ) よりも強い。