Up 共通のものの分担をどうするか 作成: 2014-04-04
更新: 2014-04-04


    共通のものの分担をどうするか」では,考え方は基本3通りである:
      1. 共通のものも,分野で2等分する
      2. 共通のものを,分野の教員数比で,分野に割り当てる
      3. 分野別と共通のものを合わせて,一人の担当数を同じにする
    このとき,理科教員と数学教員の一人の担当数は,それぞれつぎのようになる:
      1. 理科: (a+b/2) ÷ s
        数学: (a+b/2) ÷ m
      2. 理科: (a+b× s/(s+m) ) ÷ s
        数学: (a+b× m/(s+m) ) ÷ m
      3. 理科・数学: (a×2+b) ÷ (s+m)


    以上の内容は,本ケースでは,つぎのようになる:
理科
(教員数13)
数学
(教員数 6)
A111
A211
A1011
B11
B121
    そして,教員の一人の担当数が,上の3通りのそれぞれでつぎのようになる:
      1. 理科: 1.23 (1か2)
        数学: 2.67 (2か3)
      2. 理科: 1.40 (1か2)
        数学: 2.30 (2か3)
      3. 理科・数学: 1.68 (1か2)


    容易に想像されるように,多数派の理科は,1 ないし 2 を提示してくる。
    対して,数学は,3を提示することになる。