Up シラバスがウェブベースであることの意味 作成: 2007-09-02
更新: 2007-09-02


    ウェブベース・シラバスは,従来の紙ベース・シラバスのディジタル化,さらにオンライン化である。
    これのメリットは:

    1. だれもが,どこからでも,アクセスできる。
    2. コンテンツの管理・運用の効率化 (データベースとの連携による)
    3. 多様で融通の利くシラバスが実現可能
    4. 紙ベースと比べて,劇的なコスト (労働量・時間を含む) 削減


    このシステムには,設計上,つぎの2つの機能を含めることになる:

    1. シラバスの閲覧 (ユーザ:学生)
    2. シラバスの作成 (ユーザ:教員)

    そして,「データベースとの連携」「ページ生成スクリプト」という方法によって,つぎのことを実現する:

      教員が入力フォームにしたがってシラバスのデータを入力すれば,
      閲覧ページが自動的に生成される。


    システムのプログラマは,入力フォーム,閲覧ページのレイアウトを,最適なものに設計する。 このときの「最適」の意味は,「必要な項目の完備」「ひとにより便利な項目の装備」「操作の容易性・明証性」である。

    現時点でのシステム開発レベルでは,こうしてつくったシステムは,入力および出力において統一フォームになっている。 このようにするのが,プログラミングとして最もラクだからである。
    統一フォームは,目的ではなく,結果である

     註 : 統一フォームシラバスの強制を考える者は,ここのところを倒錯しているわけである。 (「ウェブベース・統一フォーム」の意味の無理解)