Up 科目数で自分の負担を主張──専門外役務担当への防御 作成: 2009-12-01
更新: 2009-12-01


    専門外役務の担当を分け合うとき,「負担の公平」が規準にされる。 この規準を導入するときは,それぞれが自分の負担を申告し合う。

    例えば,専門外科目の担当を分け合う場面では,ふつう「担当科目数の公平」が規準にされる。 そしてこの場合には,自分の専門として担当している科目の数が少ないと,専門外科目を多く担当しなければならなくなる。

    これを嫌って,自分の専門分野として担当する科目の数を確保ないし増やそうとする。
    このように科目を増やすことは,学生の来ない科目を増やすということであるから,自分にとって負担増にはならない。 学生が実際に来たところで,自分の専門であり,学生は少数なので,負担にはならない。 負担になっても,専門外科目の負担とは比べものにならない。