Up 学生の甘えと教員の「温情」の精神風土 作成: 2006-05-06
更新: 2006-05-06


    移行期旧課程の運営で,トラブルのもっとも大きな要因になりそうなのが,学生の甘えた行動と教員の温情的密室措置である。 これは,ローカルな小規模大学·学部に特徴的な精神風土というべきもので,当事者の自覚にのぼること自体少ないので,厄介だ。

    移行期旧課程の運営は,かつかつの状態を余儀なくされている。個人の都合の融通は,公平性のため,全体に対する融通を想定しなければならない。しかし,そのような融通の余地は,無い場合がほとんどだ。
    ここに学生の甘えた行動と教員の温情的密室措置が起こったらどうなるか?
    密室措置は早晩知られる。それは一般学生の不信をかい,そして事態収拾/解決にいろいろなところが巻き添えを食う。


    以下は,トラブルに関して現在特に要注意のものである:

    • カリキュラムあるいは開(閉)講計画の内容の個人的変更
      (これは,必ず他に累を及ぼす)
    • 進級・卒業要件に関わる科目履修の評点
    • 学習グループの変更

    これらに関しては,身勝手な個人行動を絶対に許してはならない。