Up (2) 個性、特色を持った教員養成の展開  


これまで国立の教員養成学部は、1都道府県1教員養成学部という配置の下、各学部ともほぼ等質的な体制で教育研究が行われてきたが、今後、上記の期待に応えうる優秀な教員を養成していくためには、これまでの横並び的な教員養成の在り方から脱却し、それぞれの学部が、自らの専門的立場に立脚した識見により、社会の変化や子どもたちを取り巻く環境の変化を的確にとらえた教員養成カリキュラムを編成し、教員としての専門性の育成と発展に不断に努力していくことが求められる。