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行動パターンの貼り合わせで，授業をつくる

作成: 2009-01-22 更新: 2008-01-22

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学校教員養成課程の学生が授業をすると，だいたいが，＜授業ごっこ＞になる。 すなわち，教師が授業で現しそうな行動パターンをつなぐ。 関心は，主要な行動パターンを遺漏無く盛っているかどうかに向く。 この局面にこの行動パターンをおくことの必然性，つないだ行動パターンの間の連続性，といった本質的な問題には，考えが及ばない。 本質的な問題に考えが及ばないのは，不注意ということではない。 「何が本質的かを問う」「本質的な問題に考えを及ぼす」という概念が無いということである。 ──実際，これを教えるために教科教育法の授業がある。