Up 要 旨 作成: 2008-03-01
更新: 2008-03-13


    国立大学が「法人化」の一環として行う課程再編は,たまたま「総合学習・ゆとり教育」と時を同じくすることになった。

    教員養成課程の再編は,このときの主導的教育立場から進められることになる。 この立場は,「コア・カリキュラム」である。
    また,教員養成課程は,「ゆとり教育」で育った世代を学生にもつことになる。

    このとき,教員養成課程はどうなったか?
    反教科専門に進んだ。

    この章では,つぎの意味で,「教員養成課程における<反教科専門>主義」を主題化する:
      <反教科専門>主義の「教員養成」は,教員養成にならない。

    「教員養成にならない」の意味には,いろいろある。
    この「いろいろ」も,論じていく。

      例:「モンスター」の素通り
        モンスター学生 → モンスター教員/社会人