Up ミサイル攻撃 : 要旨 作成: 2023-08-21
更新: 2023-08-21


      読売新聞オンライン, 2022-03-30
    戦費試算「1日最大3兆円」、‥‥
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     英国の調査研究機関などは今月上旬、ロシアの戦費に関し「最初の4日間は1日あたり70億ドル(約8610億円)だった。5日目以降は200億〜250億ドル(約2兆4600億〜3兆750億円)に膨らんだ」と試算した。露政府の歳入は年間で25兆ルーブル(約31兆2500億円)程度だ。
     ロシアの調査報道専門メディア「インサイダー」によると、ロシア軍が26日に発射した52発のミサイルの総額は推計3億4000万ドル(約418億円)だった。プーチン大統領は、ロシア軍が6日にウクライナ中部の空港に高価な長距離精密誘導弾8発を撃ち込んだことに激怒したとも報道された。
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      REUTERS, 2022-12-23
    焦点:消耗するウクライナ防空システム、
    西側支援でも充足できず
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    エネルギー関連施設を標的とした攻撃により、ウクライナでは日常生活に支障が生じている。影響は病院や学校に及び、経済のまひがさらに進みかねない。商店や重工業は事業継続が困難になり、既に今年は経済が少なくとも3割縮小するとみられている。
    ロシアは10月10日以降、9回にわたり大規模な空爆を実施。電力、水道、携帯電話の電波送信、暖房に深刻な打撃を与えた。ロシアは通常、規模空爆の際に1回当たり70発余りのミサイルを発射大する。
    ウクライナのデータを基にしたロイターの計算によると、ウクライナのミサイル撃墜率は約50ー85%で、最近ではこの高い方に近い。16日に行われた最新の空爆では、飛来したミサイル76発のうち60発を撃墜したという。
    それでもミサイル攻撃は深刻な被害をもたらし、ウクライナは全土で緊急停電の実施を余儀なくされ、首都キーウ地区の大部分は数日間にわたり停電と断水が続いている。

    <いたちごっこ>
    ウクライナの防空部隊は、イタリアの2倍の面積を持つ国土に広く薄く展開、主に都市や主要インフラ近くに配備されており、「ジュース」氏のような戦闘機パイロットはその間の広大な区域をカバーするので負担は極めて重い。「ジュース」氏が乗るミグ29は1991年に製造された老朽機で、同氏はまだ、ドローンやミサイルを1つも撃ち落としていない。
    旧式レーダーでは目標の捕捉が難しい。特にイラン製ドローン「シャヘド」は飛行速度が遅く、レーダーの画面には移動中のトラックのように映り、発見が困難だ。
    ウクライナ空軍のYuriy Ihnat報道官によると、ミサイルとドローンの撃墜は大部分が地上部隊によるもの。「ミサイルもドローンもレーダーから消えるように、できるだけ低空で、川の流れに沿って飛行する。十分低空で飛行できれば画面からいったん全く消えてしまい、再び現れる。いたちごっこだ」と話す。
    防空部隊は1カ所にとどまっておらず、「全土をカバーすることはできない」という。

      読売新聞オンライン, 2023-02-28
    ロシア軍の巡航ミサイル枯渇、現在は保有100発以下か
    …ウクライナ国防省分析
     ウクライナ国防省情報総局は27日、ウクライナを侵略するロシア軍の巡航ミサイルが枯渇し、露軍がミサイル攻撃の戦術を見直しているとの分析を明らかにした。
     情報総局の分析によると、露軍が保有する高精度の巡航ミサイルは現在、100発以下にまで減少している。露軍は全てのミサイルを合わせると数千発を保有しているとみられているが、古いミサイルが多く、実戦で使用可能な巡航ミサイルは一部だという。ロシアのミサイル製造能力は月30〜40発以下で、情報総局は「製造量以上にミサイルを使い果たしている」と指摘した。
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      REUTERS, 2023-06-01
    米、ウクライナに追加軍事支援
    防空システム・弾薬など最大3億ドル
    米ホワイトハウスは31日、ウクライナ向け追加軍事支援を発表した。最大3億ドル相当の防空システムや弾薬、防衛装備品が含まれる。
    国防総省によると、地対空ミサイルシステム「パトリオット」の砲台や地対空ミサイルシステム「スティンガー」も含まれる。

      NHK News Web, 2023-08-15
    ロシア ウクライナ各地にミサイル攻撃 3人死亡など被害
    ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアは各地にミサイル攻撃を仕掛け、西部で住民3人が死亡したほか幼稚園などの施設にも被害が出ました。こうした中、ロシアのプーチン大統領は中国の国防相などを招いた会議でウクライナへの軍事支援を続ける欧米を改めてけん制しました。
    ウクライナ空軍は15日、ロシア軍が各地に巡航ミサイル少なくとも28発を撃ち込んだほか、東部のドニプロペトロウシク州や南部ザポリージャ州で地対空ミサイルによる攻撃が仕掛けられたと発表しました。
    このうち巡航ミサイル16発を撃墜したとしていますが、ウクライナ大統領府のクレバ副長官は、一連の攻撃によって西部の都市ルツクで住民3人が死亡したほか、東部ドネツク州のクラマトルシクで1人が死亡したとSNSに投稿しました。
    また、西部リビウの市長によりますと、ロシア側の攻撃であわせて100棟以上の家屋が損壊し、幼稚園にも被害が出たということです。
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