論点：
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余田 (2011), pp.491,492
3-5年の時間規模で自励的に変動するシステムで，外部強制が微小振幅の11年周期成分をもつ時，強制に対する応答変動とシステム内の自励変動とを限られた長さの時系列データで分離することは難しい。
変動メカニズムをブラックボックスに入れたままで， 気候システムに対する入力と出力の時系列の対比や相関だけに頼る議論には限界がある。
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引用文献
Marsh,N. and Svensmark,H. (2003) :
Galactic cosmic ray and El Niño––Southern Oscillation trends in International Satellite Cloud Climatology Project D2 low-cloud properties
Journal of Geophysical Research, vol.108., 2003.
余田成男 (2011) : 太陽活動変動の地球気候への影響
所収 : 柴田一成・上出洋介 [編著]『総説 宇宙天気』, 京都大学学術出版会, 2011
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