Up 気象学は「角運動量」を間違う : はじめに 作成: 2022-10-21
更新: 2022-10-21


    気象学は,大気の循環に「角運動量」をあてはめようとする。
    これは,気象学が「角運動量」を誤解しているのである。

    「角運動量」は,要するに独楽(こま)の話である。
    独楽がブンブン回転している様に「運動量」を感じ,その「運動量」を主題化するうえで, 「角運動量」のことばを造ったのである。

    大気の循環は,独楽ではない。
    よって,「角運動量」を使うところではない。

      逆に,独楽である大気現象なら,「角運動量」が使えるわけである。
      ──竜巻や台風の渦柱は,独楽に近いところがあるかも。