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気圧の2相/風の2相
作成: 2022-12-29
更新: 2022-12-29
風は,空気間の押し押されの現象である。
物理学は,この押し押されの力を「気圧」に表現する。
気圧には2つの相がある。
隣合う2つの空気塊は,温度が同じであれば,密度の高い方が圧が大きい
隣合う2つの空気塊は,密度が同じであれば,温度の高い方が圧が大きい
<密度の高い方が圧が大きい>とは,空気粒子は密度のより低い方へ動く──密度の差を小さくする動きをする──ということである。
<温度の高い方が圧が大きい>とは,空気粒子は温度のより低い方へ動く──温度の差を小さくする動きをする──ということである。
気圧のこの2相に,風の2相が対応する。
即ち,風にはつぎの2相がある:
空気の温度が同じときの,密度の高い方から低い方へ流れる風
空気の密度が同じときの,温度の高い方から低い方へ流れる風