Up 青空 作成: 2019-07-30
更新: 2022-07-04


    空は青い。
    ただし,青いのは太陽から外れた部分である。
    その青い光は,太陽のある方向とは別の方向から目に届いている。
    太陽がもとである筈の光が太陽のある方向とは別の方向から目に届くのは,それが乱反射してきた光だからである。

    太陽の光を乱反射させているものは,空中の微粒子である。
    このとき,波長の短い光ほど,乱反射されやすい。
    これは,波長の短い光ほど,太陽のある方向とは別の方向から目に届く光になるということである。

    しかしそうなら,空の色は紫ということならないか?
    実際は紫でなくて青であることを,どう説明する?

    説明は,「太陽光 (昼光) の紫と青では,青が強い」である:
(https://pluscolors.net/color_knowledge/separate/ から引用)