Up 高緯度圏鉛直対流系 : 要旨 作成: 2023-09-09
更新: 2023-09-09


    気象は,地域によって違う。
    これは,気象の構造が地域によって違うということである。

    日本の気象の構造は,高緯度圏鉛直対流系が最も大きな要素の一つになっている。
    高緯度圏鉛直対流系は,つぎのものである:
earth.nullschool.net の 500 hPa 面天気図 (気温) を引用
(画像クリックで,拡大表示)
冬 (2022-02-01 21:00 JST)
夏 (2022-08-01 21:00 JST)

    これは,隣合う上昇気流 (左回り渦) と下降気流 (右回り渦) の束になっている:
(左回り渦を白,右回り渦を黒で表す)


    この渦流束は,つねに変動している。
    これが,天気の変化として現れる。
    また,年間の変動は,季節を現す。。

    天気の変化は,特に晴れと降水の循環であるが,これはつぎの現象である:
      渦流束の(へり)では,上昇気流と下降気流の隣接が,前線を発生する: