地球規模の気候の変化

 地球温暖化にともなうものと考えられる様々な地球規模の変化が観測されています。

  • 温度計が使われるようになった1850年以降の記録からは、世界の平均気温の上昇傾向が明らかです。
  • 水温上昇にともなう海水の膨張や、氷床や氷河が融けて海に流れ込むことなどによって、世界平均の海面水位は上昇しています。世界平均の海面水位は1901〜2010年の間に19cm上昇したと見積もられています。
  • 北半球の積雪面積や北極海の海氷面積が減っています。

気温及び海面水位の変化

気温及び海面水位の変化

(上)世界平均地上気温、(下)潮位計と人工衛星データによる世界平均海面水位の変化。気温の変化は、1961〜1990年の平均からの差。色はデータセットの違いを表す。( IPCC第5次評価報告書 より)

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