雲の見分けは,つぎの2つを掛け合わせる:
- 形状 ( 雲の分類)
- 高度──下層雲・中層雲・上層雲 ( 雲の高さ)
高度が下・中・上のどれであるかは,前後の状況 (コンテクスト) から推理する。
層積雲については,形は何でもありと達観 (諦観) すべし。
即ち,低層雲であって層雲でなければ,すべて層積雲である。
例1──層積雲・高積雲・巻積雲
層積雲 (2023-10-09, 13:40)
高積雲 (2023-06-12, 17:00)
巻積雲 (2023-07-30, 06:27)
例2──層積雲・積雲
つぎの2つの画像は視直径が同じ。
ともに雲は遠方にあるので,雲の高さを画像で直接比較できる。
また,積雲の方は「対流雲」であることが見てとれる。
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