Up 高度別天気図の比較 作成: 2023-06-07
更新: 2023-06-07


    天気は,高度によって様相が異なる。
    その高度別天気は,相互フィードバックの関係にある。
    高層の天気は地上の天気にフィードバックし,地上の天気は高層の天気にフィードバックする。
    こうして,たとえ関心があるのは地上の天気だとしても,地上の天気を観るだけでは天気はわからない。

    というわけで,高度別の天気図をいろいろ備えることになる。
    即ち,高度ごとの天気を,高度別の気象データに表す。
    そして高度別気象データを,高度別の天気図として可視化する。

    高度別の天気図は,高度が低いほど複雑になる。
    理由は:
    • 天気は高度が低いほど,複雑な地勢が複雑に影響する。
    • 高度が低いほど,観測点・観測内容を緻密にすることができる。


    高度別の天気図は,つぎのようなものになる。
    なお,風の流れが見やすいように,特徴的な流線を強調して表す。
2023-06-05, JST 09:00

500 hPa 面 (高度約 5.5 km)
(earth.nullschool.net 「気温」)
北極中心 (下方に日本)
日本中心 (上方に北極)
日本周辺



700 hPa 面 (高度約 3 km)



850 hPa 面 (高度約 1.5 km)



地上
earth.nullschool.net「雲水量」


ASAS