Up 梅雨時の「線状降雨帯」 作成: 2023-07-04
更新: 2023-07-04


    6月28日, JST 09:00
500hPa 面 (高度約 5.5 km) 天気図
(earth.nullschool.net「気温」)
本州以南はいま暖気に覆われているが,西から寒気が迫っている。


地上天気図 (ASAS)


    6月29日, JST 09:00
500hPa 面天気図
北の寒気と南の暖気で,停滞前線形成の兆し。

地上天気図

      NHK News Web 2023-06-29, 17:30
    土曜にかけ大雨のおそれ 気象庁「災害起きてもおかしくない」
    30日から7月1日土曜にかけて梅雨前線が南下して活動が活発になり、西日本から東北にかけての日本海側を中心に大雨となるおそれがあります。この数日の雨で地盤が緩んでいる地域があるほか、ふだん雨の少ない地域で雨量が増えると予想されていることから、気象庁は災害の危険性があるとして早めの備えを進めるよう呼びかけています。
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    6月30日, JST 09:00
500hPa 面天気図


地上天気図


    7月1日, JST 09:00
500hPa 面天気図


地上天気図

      NHK News Web 2023-07-01, 22:59
    山口や九州北部で記録的大雨 土砂災害や川の氾濫に警戒を
    梅雨前線の活動が活発になった影響で、特に山口県や九州北部では記録的な大雨となりました。このあと数時間は東日本を中心に局地的に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や川の氾濫などに引き続き警戒が必要です。
    気象庁によりますと、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、29日から各地で大雨となり、この時間も東日本の山沿いを中心に雨雲が発達しています。
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    7月2日, JST 09:00
500hPa 面天気図


地上天気図

      NHK News Web 2023-07-02, 19:33
    九州で非常に激しい雨 土砂災害や浸水などに警戒
    前線の活動が再び活発になっている影響で、九州では2日夜になって局地的に雨雲が発達し、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降っています。このあとも3日にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。
    気象庁によりますと、九州付近に停滞している前線の活動が再び活発になっている影響で、九州では夜になって局地的に雨雲が発達しています。
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    7月3日, JST 09:00
    九州上空に,寒気と暖気が衝突する構造が現れる。
    寒気と暖気の衝突の下は,大雨になる。
    この構造が平衡状態になるとき,大雨を以て平衡する地帯が線状に現れることになる。
    これが「線状降雨帯」である。

500hPa 面天気図


850 hPa 面 (高度約 1.5 km) ) 天気図


地上天気図


      NHK News Web 2023-07-03, 14:33
    九州で記録的大雨 警戒のポイントと今後の見通し
    活発な前線の影響で熊本県では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。発達した雨雲は九州南部にもかかり、鹿児島県でも猛烈な雨が降っています。
    九州では4日午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあり、土砂災害や川の氾濫に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難の情報に注意し安全を確保するようにしてください。


    NHK News Web 2023-07-04, 06:30
    九州南部 4日午前にかけて線状降水帯発生のおそれ 厳重警戒を
    活発な前線の影響で、九州南部では断続的に雨が強まっていて、4日の午前中にかけては線状降水帯が発生するおそれがあり、災害の危険度が急激に高まる可能性があります。九州では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところもあり、引き続き土砂災害に厳重に警戒してください。
    気象庁によりますと、九州付近に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、前線の活動が活発になり、九州南部では断続的に雨が強まっています。
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    4日, JST 09:00
    九州に大雨をもたらした大気構造が,東に移る。
500hPa 面天気図


850 hPa 面天気図


地上天気図