Up データ同化 (「客観解析」) 作成: 2022-08-11
更新: 2022-08-11


気象庁『数値予報解説資料集』, p.29 から引用:


気象庁『数値予報解説資料集』, p.28 から引用:



  • 「データ同化」の意味:
      「不規則に分布した観測データから、規則的な格子点での初期値を与える」

  • 初期値の作成
    • 前回の数値予報モデルの予報値を,第一推定値とする。
      第一推定値を観測データで修正することによって,初期値を作成する。
    • 手法:4次元/3次元変分法,最適内挿法、アンサンブルカルマンフィルタ

  • 数値予報モデルの実行で得られる予報値は,次のデータ同化の第一推定値として利用される。

  • データ同化によって作成された初期値と、叩き台として利用された第一推定値との差は,修正量(インクリメント)と呼ばれ、第一推定値が観測データによってどれだけ修正されたかを表している。
    異常に大きなインクリメントが入っている場合や、逆にインクリメントが全く入っていない場合などは、異常データの混入や観測データが利用されていないといったことが考えられ、作成された初期値の精度に注意する必要がある。