高潮線より少し上までは,波によって海水をかぶり、また海水が染み込んでおり、海水の影響が強いところになる。
──この地帯を潮上帯という。
海浜植物の生育場所は,潮上帯のさらに上の陸部ということになる。
海浜植物の生育環境の特徴は:
- 水が少ない
- 日差しが強い
- 風が強い
- 背丈の低い草本は,葉や芽が砂に埋もれてしまうことが多い
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Wikipedia「海浜植物」から引用:
海岸という、多くの高等植物の成育できない環境に生育可能なだけに、いろいろな特徴がある。
水が少なく、日差しが強い場所であるので、葉が厚く、表面が固いものが多い。
風が強いため、背が高くならず、這うものも多い。
また、砂は風で移動しやすい。そのため葉や芽が砂に埋もれてしまうことが多いが、そのような場合には、あらためて茎が伸びて葉を砂の表面に出す。
砂を掘ると、長い地下茎が砂の中を這っている訳である。
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