Up 花 : 要旨 作成: 2015-07-03
更新: 2015-07-03


    雑草の同定を,図鑑本を用いて行おうとする。
    図鑑本は実際は花図鑑だから,雑草の同定は,花が咲くまでできない。
    その画像は小さすぎて,全体の形や葉の形が判別できない。

    なぜ花か?
    識別は,差別化である。
    差別の標識をたくさん含むものが,識別に用いられる。
    人の場合,それは<顔>になる。
    雑草の場合は,<花>である。

    実際,種は,差別の行為がつくったものである。
    仮に雑草が人に花を現さず葉しか現さなかったら,種はいまのものよりずっと大まかなものになっている。
    翻って,花がいまの種別を導いてきたわけである。