Up 類概念の実体対応は,「共通祖先」 作成: 2015-09-12
更新: 2015-09-12


    個体の類概念として「種」,種の類概念として「科」,科の類概念として「目」,‥‥ がつくられる。
    この類概念は,さしあたっては,整理箪笥のようなものである。
    人の道具である。

    一方,これら類概念は,実体と無縁というわけではない。
    即ち,「生物の系統における共通祖先」の解釈をもてる。
    個体の類概念の「種」には,個体の共通祖先を対応させる。
    種の類概念の「科」には,「種」に対応する共通祖先の共通祖先を対応させる。
    科の類概念の「目」には,「科」に対応する共通祖先の共通祖先を対応させる。
    ‥‥

    実際,「DNA」の理解は,生物の分類の見直し作業を開始させる。