Up GAE 作成: 2026-07-05
更新: 2026-07-05

4足歩行ロボット他律型運動脳 > 訓練GAE

    数理計算ではでは
       Σ { γ^k δ(t+k) | k = 0, ‥‥, n-1-t }
        = R_t − V(t)
    しかし,左辺の式と右辺の式は,実際計算で違いが出る。

      ここで δ(t+k) と R_t の式を確認:
       δ(t+k) = r_{t+k} + γV(t+k+1) - V(t+k)
       R_t = r_t + γr_{t+1} + ‥‥ + γ^{n-1-t} r_{n-1}

    2つの計算の違いは,
    ・「良さ」 計算の形:
      δ(t+k) の累積: ⊿良さ の累積
      R_t − V(t): (⊿価値 の累積) − 価値
    ・状態価値を使う回数:
      δ(t+k) の累積: n−t 回
      R_t − V(t): 1回
    ・報酬項の形:
      δ(t+k) の累積: "r_{t+k}"
      R_t − V(t): "γ^{t+k} r_{t+k}"

    そしてこの違いは,つぎの違いになる:
      R_t − V(t) を計算すると「高分散」になる
      δ(t+k) の累積は「低分散で安定」

    論理では同値でも,実際計算では同じにならない。
    ここに理論の 「落とし穴」 がある。


    「アドバンテージをδ(t+k) の累積で計算」 は,
      GAE (Generalized Advantage Estimation)
    に基づく。

    GAE は,パラメータ値更新 (ポリシー最適化) の方法論の1つ。
    「Actor (行動価値関数) - Critic (状態価値関数)」 構成をつくる。
    より安定した学習を実現するので,実装では GAE の式を直接使うのが PPO の標準。